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３４６．【グレーは、白で、クロでない？】

　♡ あれれ！・・・ちょっと物騒ですかね？　でも本音‼

　「疑わしきは罰せず」という考え方があります。

正確には、

「疑わしきは被告人の利益に」ということのようですが、

これは、刑事訴訟法336条の

「被告事件が罪とならないとき、

又は被告事件について、犯罪の証明がないときは、

判決で無罪の言渡をしなければならない」

という規定が、根拠であります。

　つまり、疑わしいだけで、

疑わしい証明が出来なければ、罰せられません。

　言い換えると、グレーは、黒くないから、白である。

・・・というものです。

　確かに、確たる証拠が無いなかで、いきなり罰せられては、

白も黒になってしまいます。

これでは、たまったものではありません。

　ですが、この条文を逆手に取ったような、

政治家の言動は、目に余るものがあります。

　「私は知らなかった」「私はそう聞いていた」・・・

これが、嘘で、

「私も知っていた」「私がそう指示した」・・・

だとしても、

そういう証明が出来ないなら、罪に問われません。

　本当にそれでいいのか？　本当にそうなのか？

「知っていた」にせよ「知らなかった」にせよ、

本当に黒いものは、薄まりようがない。現実は黒いのだ！

　私は、癌であることを知らなかった。・・・

私は、他の病気だと聞いていた。・・・

医者は、私にそう言っていた。・・・

　これで、癌ではなくなるのか？

これで、癌は無かったことになるのか？？？

・・・そして、私の膵臓は、３分の２無くなってしまった‼

　政治家は、事を無きものとすることが出来るのに、

・・・戦争は無くせない？？？　なぜだ？？？