癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

812-2023/04/07

 

 6時、目覚ましのアラームが鳴る。ニ度寝防止のスヌーズ機能に切り替えようと手を伸ばす。手探りで適当にスイッチを押す。画面は開いたようだが、涙目で思うように目が開かない。一旦スマホを置いて目薬を差す。・・・目は開いたのだが霞んで良く見えない。

 

 そうそう、目薬はほとんど涙に近い成分の、ソフトサンティアという製品です。“ただの涙”ということのようで、保険は使えませんが、ドクターの推奨品です。

 

 この辺をこうやれば、・・・そんな感覚でアラームは止まった。

 だが、その後のアラームは鳴らず、おかしいなと思いながら目を覚まし、スマホの画面をじっと見つめて、やっと見えて来たのは、どうやら7時を回っているようだ。

 

 スヌーズ機能にしたつもりが、どうやらアラーム自体がオフになってしまっていたようだ。慌てて起き上がり、やっとの思いで部屋着に着替え、朝食を食べ終わったのが8時近く。再度、着替えてお迎えを待つ。

 

 そんなドタバタをしながら、最後に大きくため息をついて、外科外来に行って来ました。血液の採取をして外科の待合で待つ。

 血液検査の結果は、血糖値とヘモグロビンa1cの値がかなり高かった外は特に異常はありませんでした。・・・やっぱり散歩が出来なくなったせいか⁉

 

 特に心配はありませんでしたが、ドクターが「もうこれ以上の強い抗癌剤は無理ですね。」といった言葉が、話の流れでそういうふうに言われたのか、はたまた、今より強い抗癌剤で治療した方が良いのだが、という意味だったのか???

 

 まあそれは、怖くて、その真意を聞く気にはなりませんでした。・・・ちょっと安心し、ちょっと気になる一日でした。