癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

796-2023/02/25

 

 飲まなきゃいけない薬を飲まずして、清々しながら、おどおどしながら、知らん顔してやり過ごした1か月強の期間。さてさてその結果はいかに? と、心配しながら外科外来のドアをノックしました。

 

 「やあ! こんにちは! 体調はどう?」。「大分良くなりましたが、空腹時に多少の違和感があります」。「血液検査の結果は数値に異常はないし、貧血の兆候もありません」。・・・「良かった。心配していました」。

 

 「で、どうしますか? 始めましょうか? それとも、もう1週間休みますか?」。  「飲まないのを心配したり、胃潰瘍を心配したり、色々と心配するくらいなら、飲んだ方が気が楽になりま・・・」。(楽になるかどうかは、微妙なところですが、そう思う他に選択肢はありません。)

 

 「それじゃあ始めましょう。処方しておきます」。「・・・は・い」

 と言うわけで、思ったとおりのストーリーが過ぎ去り、思っていたとおりの結果になりました。・・・まあそれ以外に道はないのですがね。

 

 この間、肉まんも食べました。ピザも食べました。おでんも食べました。すき焼きも食べました。そう、食欲もなく食べられなかった色々なものを食べました。

 お腹の具合やその他の副作用が、悪さをもたらさないうちに何とか対処しながら、少しでも永らえられれば、それはそれでいい訳ですから。

 

 足のかかとが荒れてしまい、散歩の際、靴擦れがひどくなってしまったので、かかと用の傷パッドを買おうとドラッグストアに立ち寄りました。

 ここの店員さんは親切で、スマホでのポイントカードアプリの取得や、クーポンの使用、支払方法など丁寧に教えてくださいます。

 

 これらを初めて使おうとするときなど、後ろの気配を察知して、何となく躊躇してしまいますが、ここでの操作はそんなことは全く無く、安心してスマホを取り出せます。

 皆んなが皆んなこんなふうなキャッシャーであったなら、とっても住みやすくなるんだろうなぁと嬉しくなりました。