癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

819-2023/05/04

 

 未だ穏やかです! もう少しで投薬の再開から1週間がたちます。でも今回はとっても静かです。

 それほどダメージの痕跡は見えて来ません。

 

 ・・・昨日まではそんな感じでした。順調に思えた日々でしたが、やっぱり魔物は魔物で、いつ、ふいに襲って来るかもしれません。それが副作用です。

 副作用で殺されるか? 癌で殺されるか? いづれにしても、寿命を全うすることは不可能に思えます。

 

 昨日、愛孫が食事に誘ってくれました。今日の11時半に予約をしてくれました。とっても楽しみにしていたのですが、朝の散歩はダルクて行く気をそがれてしまいました。なんかちょっと違うな!・・そんな気がしていました。

 

 11時少し過ぎ、お迎えの車が来たので、いそいそと出かけました。走り出して間もなく、「ウッ! まずい‼」ヤバいことになりそうだ。そう思って目をつむりました。

 

 予感がしたとおり、目まいに襲われてしまいました。止まりません。景色がぐるぐると回ります。頭を抱えながら目をつむり、しばらくじっとしていました。

 その異変を愛娘が感じ取り、家に引き返そうかと言ってくれましたが、しばらくじっとしていれば治るだろと、そのままお店に着きました。

 

 駐車場に停まりましたが、目を開けてもまだ回っています。とても食事どころではありませんでしたが、引き返すとまた車に揺られ、更に気持ちも悪くなりそうなので、そのまま待っていることにして、じっと目をつむっていました。

 

 30分くらい過ぎたでしょうか、やっと少し落ち着き、目を開けても景色は落ち着いていました。更に何分か過ぎ、もう大丈夫とラインを送ろうとしたとき、皆んなが心配そうな顔をして店から戻って来ました。

 

 ・・・『今日は、折角、食事に誘ってくれたのにごめんね。もう大丈夫です。元気になりました。買って来てくれたお持ち帰りも、とっても美味しくいただきました。ありがとう!』

 

 ・・・『また一緒に食べに行こうね!』