癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

767-2022/12/09

 

 外科外来に行って来ました。胃潰瘍は治ったようです。「気のせいかもしれませんが、まだ、少し食べ過ぎたようなときに、違和感があるような気がします。」と訴えたところ、すぐさま「それは、気のせいです。」と却下されました。

 

 それほど、すっかりきれいに治っているとのことでした。前回のレントゲンがそう物語っていましたので、それ以上、疑いの余地はありませんでした。

 

 そうなると、抗癌剤の再開です。「それじゃあ、また始めましょう。」・・・安心すると同時に、何やら不安げな空気が脳裏になだれ込みました。

 確かに飲めば飲んだで、それ相当の思いで戦わなければなりませんが、飲まなければ飲まないで、それ以上の不安もあることは確かです。

 

 「これは、一生・・・」というような声が聞こえたような気がしましたが、一切、無視することにしました。・・・聞いたって仕方のないことですから。

 

 ただ、「決められたとおりに飲み続けることが必要ですが、あなたの場合は、多少休んでも問題がありません。」「お正月は飲むのを休むか、自分で勝手に決めてもかまいません。お正月ぐらいはゆっくり休むのもいいでしょう。」・・・そんな話も聞けました。

 

 どうするかは、もう少し飲み続けて、その時の体調を見て『自分で勝手に』決めたいと思います。・・・それ良いわけですから!

 

 でも、こうなった以上、正月も盆もあったもんじゃあない!・・・それが正直な気分です。

 「やっぱり先は見えた方がいい!」(頭の中で誰かがそう叫んでいるような気がします。)