癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

489【ただより、怖いことはない‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20210618205438j:plain ♡ そんなにうまい話は、絶対にありません‼

 

 こんにちは!「告知です」・・・???

見慣れない言葉に??? ん? 告知?

 現れたのはヒョッコリさんのように覗く一人の男性!

 

 「実は、あちらで家を建てていられる前のお宅の屋根を、葺き替えることになりまして、

道路に車を停めておくことがあると思いますが、邪魔になったら言ってください。

この道路の沿線のお宅にお話して歩いています。」

 ・・・「分かりました。」

 

 「よろしくお願いします。ご主人、歩いて来てたまたま気が付いたのですが、

屋根の上の方の瓦がずれていますよねえ。(スマホを取り出して撮影し) 分かるかな~。

ちょっと分かりにくいか? ほらあそこ!」

 ・・・(あいにく、涙目の私は見上げてもぼんやりしていて見にくい。)良く分からない‼

 

 「直してあげますよ。今日はこの仕事だけで、終われば暇ですから」

 ・・・そう言われても。

 

 「後ではしごを持って来て直しますから」

 ・・・手間賃はいくらかね?

 「ちょっと直すぐらいでお金なんかいりませんよ。私もプロですから。」

 ・・・職人がそんなこと言ってていいんですか?

 「それならジュースの1本もいただければいいですよ。後でまた来ます。」

 

  そんなことを言って帰って行かれました。

 

 う~~~ん! どうも腑に落ちない。この人はいったい何しに来たのか?

そこで、その人が言っていたと思われる家にTELして確かめました。

差のごとく、斜め前の2軒のお宅はそんな予定はないとのこと・・・

 

 午後になって、梯子を積んだバンが家の庭に入って来ました。

バタバタと3人の男の人が下りてきました。

 ・・・えっ! 3人???

 

 ・・・作業するのはちょっと待ってください。その前にお聞きしたいのですが、

屋根の葺き替えをされる家のお名前は何というお宅ですか?

 「我々は、下請けで名前は分かりません。」

・・・わからないって、そんなことはないでしょう。契約もしたんでしょうし、

当日どこの家に行けばよいのか分からないじゃないですか。

 

 「行く当日にどこに行くか聞いて、それから行くんです。」

・・・(そんなことがあるわけないじゃないの! こりゃだめだ。完全におかしい。) 

それなら、元請けに聞いてくださいよ。

 

 ・・・その後も何を聴いてもはっきりしたことは言わないので、

とにかく屋根の修理はしていただかなくていいですから。そういうと急に態度を変え、

挙句の果てに・・・

「ふざけたことを言ってんじゃねえよ。

頼まれたから忙しいのにわざわざ来てやってんじゃぁねえか。」

 

 ・・・そう言い放って、帰って行かれました。

 

 きっと、すごみに負けて直してもらっていたら、・・・

いや、直す箇所があったかどうかも分からないのですが、3人で来られたわけですから、

きっと痛い目に合っていたのではないかと、恐れおののいた出来事でした。

 桑原!桑原!・・・もっと早い時期にはっきりと断るべきであったと、

ザンゲする次第です。

 

 ・・・皆様もお気を付けください。