436【彼方を立てれば、此方が立たず】
♡ は、“ほどよいこと”ですが、“いいかげんなこと”でもあります⁉
名物寿司屋のデカネタ寿司。プルル~ンと揺れるネタを前に店主がにんまり!
行列が出来る定食屋。普通盛りというメニューの超大盛りの揚げ物定食!
どれもこれも、若い衆は大喜びなのでしょうが、年寄りにはチト多過ぎます。
美味しいから許せるようなものの、デカけりゃいいと言うものでもありません。
物にはバランスというものがあります。
いくら美味しくても、大盛は食べる前からお腹がいっぱいになります。
ちょうどよい量というのも味のうちで、見た目で味が半減してしまいます。
年寄りだって旨いものは食べたい。ただ、旨いものを少し食べたいのです。
旨い酒を少し飲みたいのです。適量、適度という味を楽しみたいのです。
・・・ところで、聞かれなくなりましたね「まん防」という言葉。
宮城県が、「地域のアイドルをマイナスイメージにしないで」と慎重な判断を求めました。
「おいおい待てよ」、「宮城県のおっしゃる通り」と思っていたら、
あっという間に使わなくなりました。珍しいけど良い現象です!
分かりやすいようにと短縮したのでしょうが、
少し考えれば分かりそうなものを、
きっと、いわゆるノリのいい人が乗っちゃったんでしょうね。
何でもかんでも短縮すればいいというものではありません。
もう少しイメージというか、大事にしたいですよね日本語のニアンス。
言葉や文化を奪われそうな方々だって、おいでになるくらいなんですから。。。
世の中にマンボウなんて魚しかいませんよね。
それをわざわざ余計な格好をつけたつもりになんかなるもんですから、痛い目に会うんです。
あの優雅に泳ぐ姿とコロナを一緒くたにするなんて、宮城県の勝利というところですね。
・・・物事、モロモロ、度が過ぎてはいけないということです‼