381.【丸、柔、温、そういうものがいい‼】
♡ 山のあなたになほ遠く、幸ひ住むと人のいふ。
・・・と言うけれど。
『名物に旨い物なし』なんて言いますが、
「実際に食べてみると云々・・・」と言うより、
「とかく世の中には、評判倒れのものが多い」と
いうことのようです。
事実、この言葉は、『美味いものが無い』というより、
『評判倒れ』と言われた方が、しっくり来ます。
名物と言えば、真っ先に『まんじゅう』を思い出します。
全国どこに行っても、ご当地まんじゅうなるものがあり、
まんじゅうは、日本人の原風景なのでしょう。
まんじゅうの名前は、全国それこそ千差万別で、
出生地に因(ちな)んでいるようです。
それだけに、
それぞれの名前にも、味にも大いなる思い入れがあります。
「原風景」とは、心の中に思い描いたり、
浮かんだり、刻み込まれている「心象風景」です。
冬を代表する食べ物として、「おでん」「鍋焼きうどん」、
そして「中華まん」があります。
中華まんには、
あんまん、豚まん、そして肉まんがありますが、
どれもこれも、それぞれ個性があって、
いと美味しゅうございます。
私は、どちらかと言うと「肉まん」派ですが、
あんまんも、豚まんも大好きです。
『まぁるくて、柔らかくて、温かいもの』
・・・それは中華まんだ‼
『まぁるい心、柔らかい心、温かい心』
・・・そういうものがいい‼
疲れた心を癒してくれるのは、
・・・『まぁるくて、柔らかくて、温かいもの』です‼