847-2023/07/24
散歩の途中、ちょっと休憩して大山を見上げます。「今日も澄み渡っているなあ」「今日は頂上に雲が掛っているなあ」「今日は全体に霞が掛っているなあ」・・・そんなふうに毎日変わる姿に見惚れています。
大山を見るたびその姿に「ああ! 今日も生きているんだなあ」そんなふうに励まされます。
大山は、昔から関東の総鎮護社として、また雨乞い信仰の場所として、大山詣の風習が残る歴史ある場所でもありますが、『男の山に登ったら、女の山にも登れ。女の山に登ったら、男の山にも登れ』と言われており、『富士山に登ったら、大山にも登るものだ』と聞いたことがあります。
これは、大山阿夫利神社の御祭神は、大山祇大神(オオヤマツミノオオカミ)であり、富士山・浅間神社の御祭神は、木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)であって、大山と富士山の御祭神は、父娘の関係にあたるため、古来より『大山に登らば富士山に登れ、富士山に登らば大山に登れ』と言われる『両参り信仰』ということのようです。
ちょっと話はそれてしまいましたが、私は大山が大好きです。富士山も優雅で綺麗な山ですが、やはり地元の大山は、姿も優しく、とっても久しく、暖かく語りかけてくれるような、そんな気がして、愛しくてたまりません。
大山は、今日も又、神々しくそびえ立っていました。・・・お見事! 負けずに生きなきゃ‼