832-2023/06/03
やっと、今日から抗がん剤の休みの週に入ります。と言っても今日が副作用のピークの日なのでしょうか。とってもカッタルイです。でも、少し楽になる見込みがあるわけですから、その幻に賭けたいと思います。
とってもカッタルイというのは、どんな状態かと言うと、例えば、食事をしたいと思っても、まず、箸を持つまでに時間が掛かる。一息も二息もついて、やっと箸を持ったかと思うと、次には、一息ついて、深く深呼吸をしてから、食べたい物にゆっくり箸を動かす。
食べ物を持ち上げて口に運ぶが、唇に引っかかって半分が零れ落ちる。仕方なく手を伸ばしこぼれたものを拾う。が、拾い上げる時に上手く掴めずポロポロと零れ落ちる。それを一つ、また一つと拾って始末する。
次は上手く食べようと思って、食べ物を挟んで口に持って行くシミュレーションをして、成功を願って再チャレンジする。上手く行くと、ユックリ、ユックリ咀嚼する。これは胃の負担を軽減するためだ。
こんなふうに、一つ一つの行動が超スローモーションになります。何をするにも動きが鈍くなる。何をするにも時間が掛かる。何をするにも手間がかかる。何をするにも息が切れる。頭から体への指令が鈍くなる。指令が出ても直ぐには体が動けない。体が、とっても、とっても重い。
・・・これが、カッタルイの正体です!
そうは言っても、これから、少しずつ体調も復活するような気がします。そう思って短い一週間をエンジョイしたいと思います。