724-2022/07/28
朝の散歩に行って来ました。なかなか日影がありません。それでも途中に大きな桜の木があって、そこだけはひと時の休憩所になっています。
そこで一息入れていると、とっても懐かしい鳴き声が耳に入って来ました。蝉の鳴き声です。ニイニイゼミやアブラゼミ、それにミンミンゼミなどは、ごく一般に聞くことが出来ますが、今日の鳴き声はそれらとは違っていました。
シュワ、シュワ、シュワ、シュワ、という鳴き声です。白い羽のひときわ大きいクマゼミです。お腹を震わせ辺り一面に鳴き声をとどろかせていました。何かとっても懐かしい気持ちになりました。最近はあまり聞きませんでしたから。
抗がん剤の休憩周期に入って、もうじき一週間がたちますが、なかなか副作用が切れません。このまま、また服用期に入ってしまうのかと思うと、いささか気落ちします。発疹は無かったのですが、とにかく倦怠感が強くまいっています。
それに、少し心配なことがあります。それは、何となくイラ付きやすく怒りっぽくなっているような気がしてなりません。
人の怒りのピークは、だいたい6秒で過ぎると言われているようです。それを乗り越えるようにはしているのですが、時々、語気が強くなったり、上げ足を取りたくなったりして仕舞います。
“短気は損気”などと言いますので、なるべく飲み込むようにしてはいるのですが、それが副作用となって悪循環を引き起こしやしないかと、これまた心配になるのです。・・・6秒はとっても長いのです。・・・フ~~~‼
周りの人たちにいやな思いをさせたくない。生きるための雰囲気を壊したくない。・・・それは“天に向かって唾をする”ことに他ならないからです。