癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

785-2023/01/30

 

 少し気落ちが楽になりました。その一番は、暖かくなったことでしょうか。

 まあ、暖かいと言っても、まだまだ、たかが知れていますが、それでも日差しは暖かく感じることが出来ます。

 ・・・心に多少の余裕が出来た証でしょうか。

 

 本当は暖かくなったから気持ちが楽になったのか、気持ちが楽になったから暖かく感じるのか、その辺は紙一重というのか、はっきり分からない事です。

 

 太く短く生きるか、細く長く生きるか、つまり、短くともいいから、抗癌剤も飲まず体力的に楽に過ごすか、それとも、辛くとも抗癌剤を飲んで少しでも長く生きるか、・・・そんなことを考えてしまいます。

 

 今は「細くとも長く生きる」ことを選択していますが、体調が思わしくなくなり気落ちして来ると、ついつい妙な考えが心を支配してしまいそうな、そんな弱気になってしまったりするのです。

 

 『病は気から、健康が一番!』 なんて言いますが、そんなことはどうでもいいことです。

 全くそんなことを思う気力が残っていない。そんな時、ああだの、こうだの、考えられないからです。ただただ、ため息だけがもれるのです。

 

 そんな、どうしょうもないグダグダな時を過ぎ、少し回復傾向に向かっている自分に気付き、叱咤激励をしようとしている自分を、元気付けたいと思うのです

 

 今は、それが精一杯の“出来る事”だと思うからです。・・・平穏よ永遠に‼

 自分の気持ちをコントロール出来る気力だけは、持っていたいと思います。