癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

786-2023/02/04

 

 とっても静かですね~‼ とっても穏やかですね~‼ とっても落ち着いていますね~‼ 立春ですね~‼ そう、春という文字が現れましたよ!

 いくら寒くても、いくら雪が多くても、暦の上では“春”なんです。・・・暦の上だけですけどね。

 

 それでも雪解けが始まり、春一番が吹き、霜柱の間から土筆が芽を吹く。・・・そんな時期がもうそこまで来ているんですね。何となく季節が変わるごとに、『ああ、生きているんだなぁ!』そんな思いが沸々と湧いてきます。

 

 立春の前日の「節分」、皆さんは豆まきをしましたか? 「新しい年が来る前に、厄を払っておこう」ということで始まった豆まき。

 邪気を鬼に見立て、豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすのだと言われていますが、その鬼自体がやって来ない、それどころか鬼がいないという地域もあるとか。

 

 それぞれですね。やっぱり「鬼はいない」と思う方々に“座布団一枚”!?

 そうそう、豆もこの辺では大豆を使いますが、落花生を使うという地域も多くあるようです。

 余談ですが、洋服屋さんは「フクも外」と唱えながら豆をまくそうです。

 

 もう一つ忘れてならないのが「恵方巻!」。これもピンキリで色々あるようです。漏れ聞いたなかで一番高価だったのが、1本12,960円の金箔で巻いた「海鮮十二単衣巻」。

 こんなの一体どなたが食べるのでしょうかねぇ? そしてどんなご利益があるんでしょうかねぇ?

 

 ちなみに、2023年の節分の恵方は、南南東微南ということのようですが、もう終わったことですね。

 ありがたいことに我が家には、愛孫が作ってくれたネギトロ巻きが届きました。

 

 恵方巻は、その年の 年神様(歳徳神)が御座す方角を向いて、切らずに1本丸ごと、しゃべらず、笑って、願い事をしながら食べつくすのがルールのようで、そんな食べ方は年寄りには到底無理で、夢のまた夢に過ぎずあきらめていました。

 

 ところが愛孫が心を込めて巻いてくれた1本。短めの細巻ではありましたが、思いやりのある恵方巻、ありがたく感謝を込めて美味しくいただきました。

 「恵方巻のお寿司、とっても美味しかったです。ごちそうさまでした!」と、ラインしたところ、すぐさま、「良かった!また作るね。」と返信がありました。

 

 ちなみに初詣は、氏神神社ではなく、恵方の方角の神社に参るのが本来とか! さらに、氏神様とは、自分の住んでいる地域を守ってくださっている神様のことであり、必ずしも近くの神社とは限らないようです。