751-2022/10/01
あなたはどっち?・・・「いつまで、何をして生きるのか!」、それとも「何をして、いつまで生きるのか!」。
一見、同じように思えますが、じっくり相対すると後者の方が、“真剣さ”があるようで私は好きです
「いつまで、何をして生きるのか!」というと、「いつまで生きるのか?」ということになります。
「何をして、いつまで生きるのか!」となると、「何をして生きるのか?」というふうになり、“生きる目的”がハッキリしてくるように思うのです。
最近、この違いを感じるようになり、人間いつまでも生きられる訳ではなく、寿命なんてものは自分で決められるものではない。
・・・だったら、やっぱり「何をして生きるのか?」ではないかと思うのです。
ほんのちょっとだけ我がままに、ほんのちょっとだけ贅沢に、ほんのちょっとだけ楽しんで、ほんのちょっとだけ周りの人を喜ばし、・・・そんな生き方があってもいい、そんなふうに過ごしてもいい。“ほんのちょっと”でいい、そう思うのです。
三遊亭円楽さんの「円楽」とは、丸く楽しく生きるということからが由来のようです。
そして、ICUからの復帰後、「みっともないけど、死ぬまでやります」と申されました。・・・「病に負けず、落語をやって生きる」という意思の表れではなかったかと思います。
・・・ご冥福をお祈り申し上げます。