癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

732-2022/08/24

 

 「恩義があったり、また自分の側に罪悪感などがあったりして、相手に頭が上がらなくなるような心の負担」のことを“負い目”と言うようです。

 「恩義がある」とは、生かされているという現実。

 「罪悪感がある」とは、お返しが出来ないという事実。

 「頭が上がらない」とは、負い目を感じるという気持ち。

・・・というところでしょうか。

 

 これと同じような言葉に、“引け目”という言葉があります。

これは、劣等感、気おくれ、弱み、欠点ということのようです。

 文字であらわすと、はっきりしてくるのですが、いずれもマイナーな言葉に違いはありません。

 

 ですが、こういう魔物に追いかけられるのです。辺り一面見渡す限りこういう感情がさ迷っているのです。

 何とか吹っ切ろうとしても、付きまとって離れないのです。定年前は今のこういう生活にあこがれ、その夢を果たしたわけですが、何ともしっくりこない。

 

 そのモヤモヤを埋めるべく、何とかしようと足掻くのですが、現実は倦怠感という族が肉体を襲い、心を食いつぶそうとするのです。・・・これを夢と現実の狭間と言うのでしょうが、何とも煮え切らない現実です。

 

 ところで先日売りに出したレコード、売却価格の連絡がありました。ちょっと楽しみにお聞きしたのですが、期待を遥かに裏切る結果となりました。デイヴ・ブルーベック ・カルテットのアルバム「タイム・アウト」が300円、その他は10円とかそれに満たない額でした。

 やはりレコードの帯など、ついていたものがそろっていないことや、たくさん出回っていることなどが、大きな理由のようでした。

 本当にそんな需要しかないのでしょうか?・・・残念!