癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

731-2022/08/19

 

 外科外来に行って来ました。HbA1cの値も、腫瘍マーカーの値もほんの少しですが下がっていました。抗がん剤の効果かも知れないということでした。

 何はともあれ少し安心しました。ですが、癌細胞が消えたわけではないわけで、その点はやはり何がしかの覚悟が必要だと思っています。

 

 「ほかの臓器などへのがんの転移について診ていてくださるんでしょうか?」と尋ねたところ、「すい臓がんの場合、再発と肺や肝臓に転移しやすいが、転移は全身に出ることもある」ということで、しっかり見ていてくださっているような、そうでもないような返事でした。

 

 「まあ悪い結果でなければ、それでいいと思っています。色々考えても仕方ありませんから」そう話をしたところ、「その通りですね」と、Drも笑っておられましたが、なぜか笑えないと思いながら笑って返しました。

 ・・・何か複雑な思いです⁈⁈⁈

 

 ところで、米科学誌原子力科学者会報(BAS)」は2020年1月2日に、地球滅亡までの時間を示す「終末時計」の針が前年より20秒進んで残り100秒となり、1947年の開始以降、最も「終末」に近づいたと発表され、それ以来100秒が続いているようです。

 

 ・・・こんなことを老い先短い私が心配したところで、どうにもならないことは分かっていますが、やはり気が気ではありません。

 自分たちで自分たちの未来を、自分たちの強欲のために消してしまってよいのでしょうか?