癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

667【駄目だ、駄目だじゃ・・・駄目だ‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20220301184805j:plain ♡ 病と気は、神?一重???

 

 「病は気から」・・・この『気』って何でしょうか???

「言うは易し、何事か見付けるのは難し」であって、考えれば考えるほど困惑します。

 要は、気持ちの持ちようなのでしょうが・・・

これまた摩訶不思議なほど捉えようがありません。

 

 元気であるうちは、『気』なんて考えませんし必要もありません。

「欲しいなぁ」と思い始めるときは、すでに病に痂せてしまっていて、

もう『気』なんて構ってなんかいられません。

 身も心もすっかり萎えてしまって、そんな気力は残っていないのです。

 

 つまり『気』なんてものは、元気だから言っていられることであって、

元気の内は『気』なんて少しも必要としない。・・・そんなふうに思えてならないのです。

 ではなぜ「病は気から」なんてわざわざ言うのでしょうか?

病に打ち勝つような強い「気力」をもって立ち向かえというのでしょうか?

 

 人はそんなに強い人ばかりではありません。

もう少し優しい諺はないものでしょうか?

 まあ、こんな風にひねくれたところで、どうにもなるわけではないのですが、

病と気は不可分の関係にあるようで、如何せんともしがたくて・・・

 

 病にならないように『気』をコントロールし、今できることを100%と嘘ぶき、

その100%をすべてだと嘘ぶき、ついでにその100%に自信を持って、

『気』に気を入れてやり過ごすしか、今はそれしかないような心細さが身を襲います。

 どうにも出来ないのが、病という殻のバリアなのでしょうか?・・・

 

 ふ~~~! 何とかこのアリジゴクから抜け出さなければ・・・