599【風流は、・・・風流の中で‼】
♡ 咲いちゃいました。・・・またお会いしましたね⁉
狂い咲き。・・・どことなく物騒な響きですね!
とは言え、昨今の異常気象の状況下にあっては、至極当然な景色となってしまいました。
少し前までは、「えっ?」と驚き、どうしてしまったのかと恐れおののいたものです。
それが、最近ではそれほど気にならなくなってしまったのは、
やはり異常としか言いようがありません。
ということで色々な植物が、みょ~な時期に咲きますが、
今日は「うぐいす神楽」の花を見付けました。別名、「ゴロゲ」です。
ゴロゲは昔から私の家の庭に咲く、可憐というか始め(春)を告げる花であり、
そんなことから、挿し木で増やしては色々なご家庭に縁付いています。
狂い咲きは、本来の時期に見事に咲いて、時季外れにまた咲くということですので、
年に2度も楽しめ、倍、愛でられるわけですが、
彼らにしてみれば、それだけダメージも大きく、決して良いことではありません。
・・・そんな無理をして咲いているわけで、けな気でなりません。
しかし、どう考えてもそれは無理な話に終始し、起こらなくてもよい減少の一つです。
その原因は草花たちの意思とは全く関係なく、
環境の変化によって余儀なくされているに違いありません。
そう思うと、ちっとも喜んでばかりしている場合ではありません。
「鶯神楽」とは、ウグイスがこの木に留まり、
枝を飛び歩く姿が、神楽を舞っているように見えることが名前の由来のようで、
折角、季節に合わせた風流な名前を付けられていることからも、
やはり、ウグイスが鳴く頃にお目にかかりたいものですね。