507【「先入観」・・・その先‼】
♡ ちょっと少なめだけど、このくらいが適量‼
朝食をいただき新聞を手に取る。
・・・ん? いつもより少し重い感じがする。広告でもたくさん入っているのか?
そんな感覚を持ちながら、広げてみる。
・・・ウ~~~ン! 特に広告の量が多いわけではない。
そうだ、・・・湿気だ。ページ自体が重いのだ。
こんな日は危険だ! 熱中症に気を付けねば。そうだ水だ。水分補給だ‼
ペットボトルを片手に外に出てみたが、生ぬるい空気がまとわりつく。
・・・散歩に出る気も庭作業をする気も消え失せ、
あっ! 元々やる気は、、、・・・失礼‼
ボトルのキャップをクイクイと開け、一口、ガボッと飲み干し、
そのまま何もせず辺りを見回すと、薄い日差しが何かを言おうとしている。
イヤ~~~! こりゃ駄目だ! ただでさえ高い湿度は更に高く感じ、
・・・すごすごと室内に退散する。
こんな時期はかき氷が美味い。
思い出した。かき氷を一口押し込んで、「あっ! 湿気てる‼」と言った人がいた。
・・・こんな人は、舌が敏感なのか、脳が敏感なのか、きっと繊細な人なのだろう。
そして、こんな状況を「目の前を虹の妖精が舞っている」とでも表現されるのだろうか?
・・・いやいや、もっとキレのいい気の利いた表現をされるに違いない!
お八つの時間になった。
そうだ、せんべいがあったはずだ。せんべい!せんべい!と、、、
ありました。・・・それでは1枚。。。いただきます!
ん! この、せんべい・・・
・・・もう“落ち”はお分かりですね?
・・・ですが、残念ながら、乾燥剤が入った缶入れのせんべいは、
ものの見事に、カリカリと心地よい音がしました。
先入観は生活に役に立つことがあります。
例えば、器に入った液体から湯気が出ていたとします。
この時、人は熱いものだという先入観を持っていたとしたら、やけどをしないで済みます。
しかし、もしも先入観が間違っていたとしたら、その先入観は偏見ともなり、
やがては真逆の固定観念となってしまいます。
つまり、物事の正しい判断をするには、正しい先入観が必要です。
・・・あなたの予防接種の判断、本当に正しい先入観に基づいていますか?