癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

210.【することが無かったら、風流でも‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20200808201230j:plain ♡ ホオズキは、・・・遊びに、食用に、そして愛でるために。

 

 体調は、いくらか良くなって来たんです。

でも、如何せんこの陽気では、・・・

 それで、いつものように、デレデレと過ごしています。

こんなことじゃ、しょうがねえ!・・・な~んて思いながら、

しょうがねえ生活を、繰り返しちまっています。

 

 何もしてねえじゃぁ、しょうがねえんで、

一生懸命、ポカ~~~ンとしているわけです。(笑)

 笑ってる場合じゃぁ、ねえですかねぇ!

じゃあ、どうしますか?・・・はて?

やっぱり、こう暑くちゃぁ、何もすることが無いですねぇ!

 

 こうなると、気になります。

「氷」と「素麺」と「風鈴」!

・・・これが、夏の風物詩ベスト3と思ったら、

イカ、花火、かき氷、なんだそうです。

 

 今から1,000年以上も前の、

長保3年(西暦1001年)に、ほぼ完成したとされる、

清少納言」により書かれたという「枕草子」に、

『「あてなるもの。(中略)削り氷にあまづら入れて、

新しき金椀に入れたる。」と書かれ、

 これは、

「上品なもの。削った氷にあまづら(甘味料)かけて、

新しい金属製のお椀に入れたもの」と訳されており、

清少納言は「細かく削ったかき氷に、甘い蜜をかけた物」を、

大変、雅びやかで、上品だと書き記したのだ。』

・・・という記事が、日本かき氷協会のHPにありました。

 

 今でいえば、日光の天然氷に“スイ”を掛けたものです。

「スイ」とは砂糖水の水(すい)のことで、

「粋を」掛ける訳ではありません。

 ん!・・・掛けてもいいか?・・・「粋」を!

 

 天然氷は、味も違えば触感も違う!

今では、

電子レンジでチンして削ぐと、一味違うと言われます。

 あのフワフワな触感は、

想像しただけで、口の中がムズムズします。

 

 清流の中で、流し素麺をいただく。

そこには、

きっと、涼やかな風鈴の音が、そよいでいることでしょう。

 夏の風流は、まだまだ続く・・・

 

 ・・・あなたの、夏の風物詩は何ですか?