279.【心のぜ~んぶを、吐き出すがいい】
♡ 危なければ直せばいいが、そう簡単に行かないこともある!
「今後どうするか決めるのは、君だ」
この言葉をどう受け取るか? 決めるのは君だ!
・・・そう来たか!
“今後”とは、希望に満ちた、将来を語る時であり、
“決める”とは、決断の時だ。それは、今だ。
・・・これを、岐路、節目と呼ぶ!
今後とは、夜明けであり、日の出であり、羽ばたきである。
遺著「パンセ」の中ので、
「人間はひとくきの葦にすぎない。
自然の中で最も弱いものである。
だが、それは考える葦である」と言っている。
弱くてもしなやかに、弱いからこそ柔軟に、
しかし思考する偉大な存在である、“人”。
動物は本能で動くが、
人は考えて動き、動いてからも考える。
・・・それを学習と言うが、そういった基礎を糧に、
「今後どうするか決める」それを決めるのは自分だ。
ミレーは何を祈ったのでしょうか?
この言葉の華やかさの陰に、もう一つの決断がある。
それは、残念だが、回復に向かわない時だ。
だが、人は誰でも、最期を迎えるわけであり、
「誰に憚る(ばかる)ことなかれ」、表に出して語るべきだ。
“最期”も、一生に一度しかない大舞台だ!
・・・そう、最後の節目だ!
どう迎えたいのか? どうしてもらいたいのか?
思うがままを、考えてみるのも必要なことだ。
人が迷っているときの情報提供は別として、
人の決定に、
邪魔をしたり、口出しをしたりすることはご法度です。
やはり、自分の決定は、自分でしたいじゃありませんか。
自分の決定は、自分ですることに意義があるのですから。