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１３９．【こんな時間から、

　　　　・・・お騒がせ！】

　♡ 「生涯のある時期における時間の心理的長さは、

年齢の逆数に比例する（年齢に反比例する）」という「ジャネーの法則」・・・

つまり、“歳をとると時間がたつのが早い”というあれですが、まあ、それは

さておいて、・・・

　時間はあるのか？　時間は無いのか？　どっちだ？

それは、思い込みだ！　思い違いだ！　思い過ごしだ！

　もう少しだ！　いや、まだまだだ！　どっちだ？

　何度目かのトイレに起き、部屋に戻り、

サイドテーブルに置いたペットボトルの水を飲んで、

フット息をした瞬間、頭の中で色々なページが回りだした。

　手術を受けてから、１年半が過ぎた。まだ生きている。

とっても早く感じる。もう１年が過ぎ去ってしまったのだ。

　「光陰矢の如し」まったくもってそのとおりだ！

「矢」は「流水」とも「逝水」とも言うようだが、

いずれにして元に戻らない。

　ということは、これで良かったのか？

生きているということは、それだけで良いではないか！

　他にすることは無かったのか？

色々あって、それを色々やって来たじゃないか！

何か空腹感が残る。

　何か忘れていたものは無いのか？

・・・と、まあこんな具合で、いつものグルグル虫です。

　歳をとると若い頃と比べ「時間が経つのが

早く感じられる」のは、

物事に対する新鮮味が無くなることや、

同じことを繰り返すことが、多くなることなどに

因ると言われる。

　知らない所へ行くときと、

帰りの道のりの早さの感じ方の違いと同じだ。

　つまり、何事にも新鮮味を持ち、新たなことに挑戦すれば、

充実した毎日が送れるということだ。

　それって、自分の怠慢ではないか！

それ見ろ！　やっぱりやる事はあった！

いや、それはやり方、取り組み方の違いだけだ！

　癌と戦うか？　それとも上手く付き合って行くか？

そういう議論に出くわすことがある。・・・

　勝ち負けではないのかもしれないが、

やっぱり、「負けるな」と言うしかない！

　今は、戦って、戦い抜いて勝つしかない！

上手く付き合うのは、その結果で良いと思う。