140.【ビタミンDと、おっさん歩きと】
♡ 気持ちよくとも、選んで歩かねば危険もある!
この体調の様子だと、明日からまたしばらくの間、
散歩に出られるかどうか、分からない状況と思い、
朝方、まだ少し涼しい時間帯を見計らって、
ビタミンDを求めて散歩に出た。
先日、聞いた話だが、
「日焼けをしたくないので、日陰を選んで歩いていたら、
脊椎を複雑骨折してしまった」ということだ。
決して他人事ではない。
フウフウと息を切らせて歩いてみたが、
いつもより時間がかかった。
途中で戻ってきたが、
いつも以上のエネルギーの消耗を感じた。
歩幅も大きくは取れず、どうしてもヨチヨチ歩きになる。
後ろ姿を見たら、
「年取ったおっさんに見えるんだろうな」なんて、
苦笑いをしながら歩いたが、気が付けば立派な年寄りだ。
(笑)
でも、きっと十分なビタミン補充が出来たと思う。
・・・それは皆んな公平だから!
最近、ビタミンDには、
様々な癌に対する予防効果があると聞いた。
厚生労働省の調査によると、
食品から摂れるビタミンDの目安は5.5µg程度で、
魚類、キノコ類、乳製品や卵黄などにも
含まれているようだ。
一方、1日に必要なビタミンDの必要量は、
年齢にもよるが、成人で15µg以上とされている。
足りない10µgは、
太陽光線を浴びて体内で生成する必要がある。
しかし、最近は、オゾン層の破壊により、
地球に降り注ぐ紫外線の量は、年々増加しており、
必要以上の紫外線は、反って皮膚や目などに悪影響を及ぼす。
紫外線は、日陰でも多少は弱まるものの、
十分に飛び散っているわけで、
その辺のバランスを考慮しながら、補充をすることが大切だ。
1日に必要な日光照射時間は、
夏であれば15〜30分程度だそうで、
不要な太陽光線は、
日陰を選ぶかシャツや帽子に頼ることが良いようだ。
さてさて、あなたはどこを選んで散歩する?
朝方の日差しは、空気も澄んでいて気持ちがいい。
それでも、しばらく歩くと、弱った皮膚感覚は、
首筋を刺す紫外線のエネルギーに反応して、
ヒリヒリと悲鳴を言いだす。
おっと! 日陰‼ 日陰‼ と日陰を求めて体をひねる。
待て待て! 急なドリフト(方向転換)は、危険極まりない!
穏やかに! 穏やかに! ・・・少しずつ。。。