癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

140.【ビタミンDと、おっさん歩きと】

 

f:id:simojisannoomoi:20200530190828j:plain f:id:simojisannoomoi:20200530190936j:plain ♡ 気持ちよくとも、選んで歩かねば危険もある!

 

 この体調の様子だと、明日からまたしばらくの間、

散歩に出られるかどうか、分からない状況と思い、

朝方、まだ少し涼しい時間帯を見計らって、

ビタミンDを求めて散歩に出た。

 先日、聞いた話だが、

「日焼けをしたくないので、日陰を選んで歩いていたら、

脊椎を複雑骨折してしまった」ということだ。

決して他人事ではない。

 

 フウフウと息を切らせて歩いてみたが、

いつもより時間がかかった。

途中で戻ってきたが、

いつも以上のエネルギーの消耗を感じた。

 歩幅も大きくは取れず、どうしてもヨチヨチ歩きになる。

後ろ姿を見たら、

「年取ったおっさんに見えるんだろうな」なんて、

苦笑いをしながら歩いたが、気が付けば立派な年寄りだ。

(笑)

 でも、きっと十分なビタミン補充が出来たと思う。

・・・それは皆んな公平だから!

 

 最近、ビタミンDには、

肝臓がん、肺がん、乳がん前立腺がんなど、

様々な癌に対する予防効果があると聞いた。

 厚生労働省の調査によると、

食品から摂れるビタミンDの目安は5.5µg程度で、

魚類、キノコ類、乳製品や卵黄などにも

含まれているようだ。

 一方、1日に必要なビタミンDの必要量は、

年齢にもよるが、成人で15µg以上とされている。

足りない10µgは、

太陽光線を浴びて体内で生成する必要がある。

 

 しかし、最近は、オゾン層の破壊により、

地球に降り注ぐ紫外線の量は、年々増加しており、

必要以上の紫外線は、反って皮膚や目などに悪影響を及ぼす。

 紫外線は、日陰でも多少は弱まるものの、

十分に飛び散っているわけで、

その辺のバランスを考慮しながら、補充をすることが大切だ。

 

1日に必要な日光照射時間は、

夏であれば15〜30分程度だそうで、

不要な太陽光線は、

日陰を選ぶかシャツや帽子に頼ることが良いようだ。

 さてさて、あなたはどこを選んで散歩する?

朝方の日差しは、空気も澄んでいて気持ちがいい。

 それでも、しばらく歩くと、弱った皮膚感覚は、

首筋を刺す紫外線のエネルギーに反応して、

ヒリヒリと悲鳴を言いだす。

 おっと! 日陰‼ 日陰‼ と日陰を求めて体をひねる。

待て待て! 急なドリフト(方向転換)は、危険極まりない!

 

 穏やかに! 穏やかに! ・・・少しずつ。。。