52.【それぞれの、配慮!】
♡ み~んな、それぞれ気を使ってくれるんですよ~。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です!」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です!」
「本当~に、大丈夫ですか?」
「大丈夫です!」
・・・と言いながら、その場に思い切りバタンと倒れた。
これは、理学療法士の先生が、
歩行のリハビリをしてくださった時、
気を使って話してくださった言葉です。
昭和初期生まれの人は、我慢強い。我慢強過ぎる。
我慢強いから困るんです。
そんなに頑張らなくてもいいんです。
出来る範囲ですればいいんです。
好きなものだけを食べて、食べられるものだけ食べて、
好きなことだけして、好きに過ごせばいいんです。
頑張るから危ないんです。頑張り過ぎるから倒れるんです。
頑張り過ぎは楽にはならないんです。
楽に過ごして欲しいんです。
・・・そう言って励ましてくださいました。
皆さん、気を付けましょうね。
昭和初期生まれの、頑固なあなた‼
昭和初期生まれの、頑固者が近くにいるあなた‼
「お父さん、調子はどう?」と愛娘。
「おう、まあまあだな!」と頑固者。
「お父さんが、まあまあと言うことは、
きっと辛いんだな!」と愛娘。
・・・み~んな、お見通しのようであります。 😵
愛孫の末っ子は、坊主頭を見て、
「おぉ~~~!」、「おぉ~~~!」と目を丸くして、
言葉にならないほど驚いている。
おそろおそろ手を伸ばし、そっと頭に触れ、
ゴソゴソと撫ぜ、ペタンと叩き、
ニッと笑って、遊びに戻った。
その上の三男は、
「じいじ、剥げちゃった!」とボソリと一言。
彼に、「剥げちゃった」と言った時の影響は
まだ分からない。
きっと、「どうしよう」「困った」と同類語なんだろう。
それを聞いた長男と次男は、
間髪入れず「そんなこと言うもんじゃない!」と合唱する。
彼らは、一言の影響も敏感に感じ、その気配りも出来る。
その反応は、それぞれで面白い。
成長を、そのまま見たような気がする。
彼らの存在は、時にはハラハラさせられることもありますが、
いざという時、落ち込んだ時、・・・
結構、嬉しかったり、頼りになったりするんですよ~。
友人たちが、時には、背を押してくれたり、
時には、立ちはだかってくれたりする、それと同じように。