癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

53.【真実を求めて、コツコツと】

 

f:id:simojisannoomoi:20200227123734j:plain ♡ ツルは吉祥と長寿の象徴。

              ♡ 知り合いのブリキ屋さんが、銅板で作ってくれました。

 

 「置き換え(インプリンティング)」を、

「刷り込み(トランスポジション)」してみる。

 何かをするときには、「発想の転換」、

やる気を出すには、「性格の転換」、

行き詰まった時には、「思い込みの転換」が必要です。

 

          

 

 野菜が美味しく食べられるのは

 身体が健康だからでも

 新鮮で瑞々しいからでも

 ビタミンがいっぱいだからでもない

 本当に美味しいと思えるときは

 その野菜を作った人を知った時です

 地酒が美味しいのも そういう想いからだと思う

 

 山本五十六は「誉めてやらねば人(自分)は動かじ」と言い

 有森裕子は「自分で自分を誉めてあげたい」と言い

 山崎房一は「もともと自分(貴方)は百点満点」と言い

 五木寛之は「自分の足の指にそれぞれ名前を付けた」と言う

 

 一生懸命な自分を誉めてあげたい

 一生懸命な自分を認めてあげたい

 一生懸命な自分を愛してあげたい

 人はそこから出発するのが大切であり

 そうすることが とっても必要なことだと思います

 

 スタートする自分に もしも自信がないとしても

 それが今の自分です

 事始めに当たって もしも知らないことがあっても

 それが今の自分なのです

 それ以上の自分はあり得ません

 今の自分に自信を持って

 今の自分のままでスタートするのです

 それで それだけで充分です

 それ以下でも それ以上でもない

 今の自分で充分なのです

 

 人は自分を否定してしまったら 進路がありません

 否定した分だけ結果が小さくなります

 人は萎縮してしまったら 前も回りも見えません

 萎縮した分だけ結果が悪くなります

 加筆修正を繰り返して 結果を大きくすることです

 そのための努力を続けることです

 

 料理人は多くの時間を「下地づくり」に使うと言う

 素材の吟味 丹念な仕込み 調理や味付けの工夫

 そんな時間が食する人の満足感を生むのです

 役者は多くの時間を「役づくり」に使うと言う

 悪役から二枚目役

 自分や時代を超えた役に成りきるための努力

 そんな時間が観る人の感動を産むのです

 

 野菜が美味しく食べられるのは

 本当に美味しいと思えるときは

 その野菜を作った人を知った時です

 できれば

 自分のためにだけでなく

 人が一緒になって喜んでくれること

 人が必要と思ってくれること

 そんなことを考えるのが

 美味しい「野菜」になるのだと思う

 

 もう一つ付け加えれば

 雨上がりの月光に輝く屋根瓦の波

 そんな佳人麗人を見付けながら 生きたいと思う

 

          

 

 だから一生懸命生きるのであり、

自分以上でもなければ、自分以下でもない

今の自分を信じて、出来ることをコツコツと・・・

 

明日を夢見て、コツコツと・・・

 

明日を感じて、コツコツと・・・

 

明日を信じて、コツコツと・・・