774-2022/12/30
『幸先詣』なる言葉?いえ、お参りが流行っているようです。コロナの落し子ともいえる奇妙な出来事ですが、正月初詣の新たなスタイルとして、にわかなブームとなっているようです。
で、負けじと『幸先蕎麦』をしようと、近くの中華屋さんに行ったのですが、どうも今日は臨時休業のようで、開店時間になったのにもかかわらず、「準備中」の看板が虚しく揺れていました。
やっぱりお蕎麦でなく、中華麺ではその役をなさないのでしょうか? まあ、気の持ちようだと思って出かけたのに当てが外れてしまいました。
年を取ると何事も早め早めに済まさないと落ち着かず、ついつい先走って行動してしまいますが、何でも“早ければいい”と藪から棒にやらかすのは、いかがなものなんでしょうかねえ。
待ち合せの時間に遅れてはならじと、ゆとりをもって出発する。途中が混んでいるといけないから早めに出発する。出がけにもたもたしてはいけないので早めに家を出る準備をする。出掛ける身支度に手間取ってはいけないので早めに支度をする。
・・・その挙句、何時間も前に到着してしまい、寒いなか待ち続け体調を壊してしまう。これぞ正しく実話に負けぬ「本末転倒」な物語であります。
『待てば甘露の日和あり』・・・あのお店、きっと明日は営業しているんでしょうね!