656【悲しさ転じて、嬉しさとなる⁉】
♡ トラと猫 帰巣本能 猫勝り!
あっ! そうそう、ご報告が遅れましたが、迷子の猫が帰って来たそうです。
飼い主さんは、ほとんど毎日のように捜し歩いておいでになりました。
その思いが伝わったのでしょうか? それにしても日数からして奇跡の結末です。
迷子になってから10日以上が経っていたはずです。
しかもいなくなった場所は、自宅から10キロメートルも離れた飼い主さんの実家。
そんな知らない場所で、こんなに長い間、歩き廻っていたことになります。
楽しんでいたのか、帰る方向を必死で探していたのかは分かりませんが、
不安であったことは間違いないと、思わざるを得ない心情でありました。
折角、戻って来ても、またどこかに行ってしまったらと思いあぐねた末、
捕獲器をレンタルして、お腹が空いているだろうと餌をいっぱい入れて待ったそうです。
しかしながら、捕獲機のレンタル期間も過ぎようとしたことから、
「もうあきらめなければいけないか!」、そんなことを思っていた矢先、
捕獲器に入っているのを見付け、まさかと思いながらも、何度も何度も確かめたそうです。
特徴や避妊証明の耳のカット、・・・それは正しく愛猫だったそうです。
そして、見つかった報告にわざわざおいでになり、
とっても嬉しそうに、見つかった時の様子を詳しくお話になりました。
私も、私の近所の方々も、そのお探しされる様子に絆(ほだ)され、
事あれば気にして過ごしていただけに、みんなで大喜びをしました。
何はともあれ良かった!良かった‼・・・それにしても見事な帰巣本能ですね。
・・・そんじょそこらの大トラを遥かに超えた、心癒される物語でした。