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633【・・・それでは、また来年も‼】
先日の「開田記念碑」の横にある、水路のコンクリートの写真です。
風雪雨に耐え、古希を1年過ぎ、私と同じライフサイクルを送って来たのです。
見様によっては、痛々しく、悲劇の一コマにも見えますが、
頑固に、堂々と、誇らしげに歩み続けた姿にも見えて来ます。
大変だったんだろうなあと思う反面、まだまだこれからという勇気も湧いて来ます。
どうも60を過ぎるとガクッと来、70を過ぎるとガクガクと来ます。
これは聞いてはいましたが、驚くことに事実のようで、しかもごく自然の事のようです。
脳も肉体も息が切れ始め、「最近、何となく・・・」ということになり、
これが「意欲の低下」に繋がり、ひいては生活の質の低下にも繋がるのです。
それを防ぐには、仕事にしても、趣味にしても、体を動かすことにしても、
いつまでも、粘り強くやり続けることが寛容のようです。
頭を使うこと、人を思いやること、楽しいことを続けること・・・
それが、何より大切な過ごし方のようです。
同じコーヒーを飲むのも、豆を、器を、場所を、相手をこだわって楽しむことです。
そうすることによってループは、らせんへと展開していくことでしょう。
でもこれは、60になってから、70になってからというよりは、
若い時から、こまめにコツコツと楽しんで、ずっと続けることがいいようです。
緩やかなとうとうとした流れが必要で、急激な流れは堰を切ってしまいかねません。
今の自分を大切にして、今の自分を信用して、そう、もう惰性で十分、いや十二分。
強かに、粘り強く、そして温かみをもってルーティーンをこなそうではありませんか。
・・・それでは皆さん、良いお年を‼ 時節柄ご自愛ください‼