619【ゆがみ、ひずみが浮遊する時⁉】
♡ 万両は千両に対した名前! 千両は万両に対した名前! なぜ?
下向き加減で、オイッチニ、オイッチニと踏み締めながら歩いていると、
目の前にヒラヒラと舞い落ちた1枚の枯れ葉がありました。
ハッと思いましたが、時すでに遅し、思い切り体重を掛けてしまいました。
「かさっ」という音とともに、水分の抜けた軽い葉っぱは、見事に粉々になりました。
・・・あっ! ふんじゃった。元の形はもう起こせません。
むかし、むかし、あるところに、1人の研究者がおられました。
そのお方は、枯れ葉を1枚拾って、研究室のマイデスクに置き、
1日中、いや何日も何日も、ずっと眺めておられるということでした。
・・・そんなお話を、ずっと前にお聞きしたことがありました。
その後、そのお方はどうされたのか? どうなったのか? お聞きはしていませんが、
きっと何かを思いつき、きっと何かの研究を成し遂げられたことでしょう。
もしかすると、その時の枯れ葉の化身が、何かに生まれ変わっているかもしれません。
これは、気の遠くなる話ですが、人は何かを考えるとき、何かに集中するとき、
じっと一点を見つめ続けることがあります。
その一点が何かに変わったり、一点の先にある頭の中のものを見ていたり、
そんなふうにして、思いを巡らせた経験はありませんか?
しかし、この思いが、思い続けることが、マイナス軸に傾いてしまうと、
それは、・・・とっても危険なことです。
地軸が傾いているせいでしょうか? それともバイオリズムのせいでしょうか?
枯れ葉の姿に傾いていく自分が見えるようで、踏ん付けたことを後悔するのです。
これは、心の歪み、心の迷いのせいだと思うのですが、、、
・・・枯れ葉の原型は、知れずじまい。