522【こんなにしつこく・・・書く訳は】
♡ 蘖(ひこばえ)にも、マイカーにも、色々なドラマがあります‼
ピン~~~ポ~~~ン‼
いよいよ車の査定が始まりました。初の体験です。買うのではなくて売る査定。
50年以上の時間のなかで、買う予定のない売るだけの査定。
何かちょっと変! 何かちょっと調子が狂う! 何かちょっと不思議な待ち時間!
車検証の確認。整備状況の確認。チェックポイントの確認。ボディーのチェック。
写真撮影。・・・必要事項を本部へ送付。
そしていよいよ査定価格の提示。
「思ったより屋根の凹みが大きくて・・・」
ん? やっぱり査定額は出ないか?・・・
屋根の凹みは、過去の雪の日にガレージが雪の重みで壊れた時凹んだもの。
周囲の凹みはみっともないが、屋根の凹みは自分のせいではないからと、
平然を装ってそのままにしていた傷跡。
「・・・屋根の傷がなければ、それなりの金額を提示できるのですが、、、」
「せいぜいこのくらいの額になってしまいます。」
えっ! それだけ‼ そりゃあ、・・・あんまりだな~!
「せめてもう少し」「・・・それでは中を取って」・・・そういう話ではなくて。
とりあえず、こちらの要望額を本部と調子してもらい、
それでも、それだけか~。いやその程度だろう。・・・と自問自答をして、
結局、その額で手放すことにしました。
売買契約書にサインし、必要書類を渡し、・・・それでおしまいです‼
「最後に、写真撮られますか?」と聞かれた。
何か変! 何か変!と思っていたのは、こういう気持ちのことだったのかもしれません。
最後に記念写真を撮る方もおいでになるようです。
私の場合は、2日間に渡って車外から室内の隅々まで徹底して綺麗にしたことで、
気持ちの整理は整っています。・・・「写真は必要ありません」と断りました。
・・・そして、私の、いや私のだった車は、走り去って行きました。
・・・そして、9年間ありがとう‼