癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

455【仮定が「現実」に置き換わったら?】

 

f:id:simojisannoomoi:20210508190950j:plain  ♡ かりんとうの発祥は奈良時代。この味を恐竜は知らない⁉

 

 恐竜が繁栄していた6600万年前、ユカタン半島先のメキシコ湾に小惑星が衝突した。

この衝突の衝撃により大地は破壊され焼き尽くされた。

 

 小惑星の落下地点は硫黄化合物が豊富な地域であったため、

そこからガス状の硫黄と二酸化炭素が噴出し、その後、何十年にも亘って太陽光を遮り、

植物の光合成が減少し、酸性雨が降り注ぎ、恐竜を含む地球上の生命の大半が消し去られた。

 

 この衝突が30秒ずれていれば、他の場所に落下し被害はずっと少なかったかもしれず、

恐竜を含む多くの生物は消滅せずに残り、恐竜時代は延々と続くことになり、

もしかすると人類の誕生は無かったかもしれない。・・・そうとも言われています。

 

 つまり、小惑星の衝突は偶然であり、この地に衝突したことは更に偶然であります。

偶然は偶然と思っていましたが、確率の問題はあるとしても、それでも現実に起こり得る。

 偶然があるなら「たら」「れば」もあるかもしれない。・・・いやあってほしい。

 

 “たら”“れば”には「if」が付く。・・・そう、「もしも何々であれば」という仮定の話です。

つまり、事実とは無関係な仮定の話。また、事実とは異なることを仮定してする後悔。

そして、してもしかたがない話という意味で使われることが多い。・・・とされています。

 

 その仮定の話に、偶然という現実が重なったらどうなるのでしょうか⁉

偶然は、「if」という仮定を覆(くつがえ)し、現実となって結果を導き出しはしないか⁉

・・・それは、あなたの信ずる心に潜んでいると思うのです‼

 

 ・・・私は少数派ですから、もちろん信じますが、

それにしても、起こり得ないことが起きてしまうのは、

何というのか、いかがなものですかね⁉・・・ようわからん‼