癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

369.【ゆとり、余裕、余地・・・吐息‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20210116194019j:plain とは、「必要分以上に余りがあること」、

「心にゆとりがあること」のようです。

  

 子どもは、注目されたがっている。

「○○しているんだ~」と、やっていることを声掛けする。

「あっ、見ていてくれる」と、満足する。

 

 子どもは、褒めてもらいたがっている。

喧嘩などする前に、

「仲良く遊んでいるね。うれしいよ」と、声を掛ける。

褒めてもらったことに安心する。

 

 そして、頼んだことに、「いや」と、否定したり、

乱暴なことや、意味の分からないことを

言い出したら、無視してみる。

 無視されると気になって、

素直に、自発的行動を取るようになる。

 

 これはよく言われることだが、

子どもに限ったことではない。

 大の大人だって、

そうされて、嬉しくない者はいないと思う。

 

 自分の子育て、いや、子育てなんかあまりした記憶が無い。

子どもなんか、勝手に育ったような気がする。

 部下だって同じだ。

でもそれは、気がするだけで、

やっぱり、何かしたんだろうと思う。

 ただ、そんな、ごく当たり前の育て方をしたのだろうか?

きっと、否定的な、命令的な、脅しともいえる言動に、

終始していたのではないだろうか。

 

 ・・・それは、今でいう「パワハラ」だ。

そんな理不尽なことを、

いとも簡単に、やり続けていたに違いない。

 今更と思うが、懺悔(ざんげ)したい。

懺悔したところで、取り返しは付くまいが、

の値打ちは、幾分かあろうと思う。

 

 そんな、懺悔も、反省も、

今となったから出来るというもの。

 人間、忙しくあくせく暮らしていると、

イヤミな根性になってしまう。

 それを取り戻してくれたのは、『余裕』である。

今だから、少しの余裕が生まれた。・・・その結果であろう。

 

 余裕なら、忙しい時にだって、その気になれば、

作り出せたであろうに、

忙しさのせいにして、振り向かなかったのは、

やはり不埒(ふらち)者だったのか。

 

 そうは思いたくはないが、

・・・やはり、『余裕』は、必要だ‼