337.【行き詰まった時は、軌道修正‼】
♡ キック! パンチ! キャッチ!・・・僕は手が使える‼
≪それは、私たちがするのです≫事件!
それは、・・・
地域活動の取り組みについて、
作業の手順に関する話し合いが、持たれた時のことです。
今までの手順の見直しについて、色々な意見が出され、
誰もが賛成する方向で、まとまり掛けた時、
「でも、それを誰がするのか?」という、信じ難い一言が、
発せられました・・・
一瞬、静まり返った座の空気は、
なぜか人ごとにような、共通した思いが、
充満しているようだったと言うのです。
それは、気だるいやる気の無さで、
満ち溢れていたことでしょう。
しかし、その空気は、リーダーの
「それは誰でもない、私たちがするのです」という言葉で、
吹っ切れ、一掃された室内は、
元の活気あふれる空気を、取り戻したと言うのです。
この話しは、良きリーダーの強烈なる「特効薬」が、
幸いにも作用した瞬間でありますが、
このような「特効薬」を注入するすべを失い、
路頭に迷う「拒否症シンドローム」は、
どこにでも出没するのです。
≪自分は、何が出来るか≫事件!
それは・・・
各地で行われている、住民主導の防災会議。
避難準備、避難路確保、避難所運営・・・
乳児対策、高齢者対策、ペット対策・・・
情報収集、食料品確保、日用品確保・・・
・・・いくら話し合っても、いくら対応策を出しても、
「どうすればいいのか?」がネックになり、
その先に進めない。
堂々巡りの行き止まり。
「それは出来ない、それは無理」の連発。
そんな言葉が行きかうなか、・・・
リーダーの一言、「What can I do for you?」
「私は、あなたのために、何が出来るのか?」です。
つまり、相手に対して
「自分が出来ることは、何かあるか?」という
問いかけです。
あれは出来ないが、これは出来る。
それは不得意だが、これは得意中の得意。
そういった、自分に出来る事は何かあるはず。
出来ない理由ではなく、
出来る理由を考えることによって、
対応策と解決方法が整理されました。
いずれにしても、
自分に出来る事をコツコツと・・・に、尽きるようです‼