癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

337.【行き詰まった時は、軌道修正‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20201214192954j:plain ♡ キック! パンチ! キャッチ!・・・僕は手が使える‼

 

≪それは、私たちがするのです≫事件!

それは、・・・

 地域活動の取り組みについて、

作業の手順に関する話し合いが、持たれた時のことです。

 今までの手順の見直しについて、色々な意見が出され、

誰もが賛成する方向で、まとまり掛けた時、

「でも、それを誰がするのか?」という、信じ難い一言が、

発せられました・・・

 

 一瞬、静まり返った座の空気は、

なぜか人ごとにような、共通した思いが、

充満しているようだったと言うのです。

 それは、気だるいやる気の無さで、

満ち溢れていたことでしょう。

 しかし、その空気は、リーダーの

「それは誰でもない、私たちがするのです」という言葉で、

吹っ切れ、一掃された室内は、

元の活気あふれる空気を、取り戻したと言うのです。

 

 この話しは、良きリーダーの強烈なる「特効薬」が、

幸いにも作用した瞬間でありますが、

このような「特効薬」を注入するすべを失い、

路頭に迷う「拒否症シンドローム」は、

どこにでも出没するのです。

 

≪自分は、何が出来るか≫事件!

 それは・・・

各地で行われている、住民主導の防災会議。

避難準備、避難路確保、避難所運営・・・

乳児対策、高齢者対策、ペット対策・・・

情報収集、食料品確保、日用品確保・・・

 ・・・いくら話し合っても、いくら対応策を出しても、

「どうすればいいのか?」がネックになり、

その先に進めない。

 

 堂々巡りの行き止まり。

「それは出来ない、それは無理」の連発。

 そんな言葉が行きかうなか、・・・

リーダーの一言、「What can I do for you?」

「私は、あなたのために、何が出来るのか?」です。

 

 つまり、相手に対して

「自分が出来ることは、何かあるか?」という

問いかけです。

 あれは出来ないが、これは出来る。

それは不得意だが、これは得意中の得意。

そういった、自分に出来る事は何かあるはず。

 出来ない理由ではなく、

出来る理由を考えることによって、

対応策と解決方法が整理されました。

 

 いずれにしても、

自分に出来る事をコツコツと・・・に、尽きるようです‼