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３３．【ちょっと弱気、ちょっと本音】

　　♡ 花言葉は、愛嬌・待望・真実は一つ

体が重い！　

いや、体重は減った。

身体全体がむくむくする！

いや、身体の動きはぎごちない。

気分転換！

気分転換！

そうだ、散歩に出よう。

いや、足が退化している。

ひざの関節が、腰の股関節が、

足の筋肉が、臀部（でんぶ）の筋肉が、

肩の筋肉が、背筋までも、腕の筋肉までも、

心許（こころもと）無く、弱々しく、

朽ち枯れる音が聞こえる。

合わせて、筋肉の電極が遊離して乱れ狂う。

ピリピリと、きりきりと、きしみ暴れ始める。

言い表しようのない不満足感に苛（さいな）まれる。

心と体の結合が切れ、遊離して揺動する。

歩けない、歩くのが怖い。

転倒の二文字が脳裏を過（よ）ぎる。

危ないのか、恐いのか、迷惑をかけるからか、

人目が先に立ち、自分の想いが浮遊していく。

いやいや、それは錯覚だ！

迷うSimojiよ、前を向け。

弱気なSimojiよ、先を見ろ。

ストレッチをして、ため息を大きな深呼吸に換えて・・・

その身体を連れて、散歩に行こう！　Simijiさん‼

日差しの春は、もう温ったかいぞ。

フキノトウを見に行こうではないか。・・・

春の萌（きざし）を感じに行こうではないか。・・・