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798-2023/02/28
またまた増えていましたので、思わず一言・・・
今や犬は家族の一員となっています。そのため、犬の散歩をしている人によく会います。右手にリード、左手にポーチ。これが一般的な散歩のスタイルです。
左手に何も持たない人は論外ですが、このポーチには何が入っているのでしょうか?
たいていの方は、ビニール袋や手袋が多いのでしょうか。中にはハンドスコップや水の入ったペットボトルなどを持っている方もおいでのようです。
これを持っていれば、マナーを守る動物の愛好家のような顔をして、自信をもって犬の散歩をされておいでになります。
ところで、これらの小物はいったい何に使われるのでしょうか。・・・即座に「犬のふん尿を処理するために使う」とお答えになるのでしょう。
万が一のために持っているという方もおいででしょうが、万が一と言うのは1万回に1度のことです。・・・「いつも」とは次元が違います。
この犬の排泄に関する法律には、動物愛護法で「ふん尿その他の汚物等で、汚すことのないように努めること」と、廃棄物処理法で「公共の場所を汚さないようにしなければならない」と、軽犯罪法で「汚物または廃物等を捨ててはいけない」と規定されています。
これは、ふんを持ち帰ったり、尿に水をかけるということで、済まされるということなのでしょうか。
家の玄関前の塀にぬれた後が残っている場合があります。鉄柱などがさびて腐り事故に発展したなどというニュースも聞きます。なかには対人トラブルに発展した事例も聞きます。
犬のトイレは散歩の途中でするのではなく、外に出る前の家の中ですでに終わらせておかなければなりません。
そのためのしつけ、練習をしておくことが、最低限のモラルとして飼い主に課せられているのです。
口には出さないものの快く思っていない人はたくさんいます。愛犬がそんな目にさらされないためにも、愛犬に堂々と散歩してもらうためにも、手をかけて教えておくべきです。
・・・愛犬が泣いてはいませんか?