癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

198.【連想ゲームで、・・・何思う?】

 

f:id:simojisannoomoi:20200727192443j:plain ♡カボチャは、南の「瓜」と書いたり、唐の「茄子」と書いたり、

英語でパンプキンと言ったり、ハロウィンを想像させたりと、賑やかな感じがします。

 

 

 まだまだ梅雨の空は続く。

今年は本当に梅雨が長い。

このことが、どういう影響を、もたらすのでしょうか?

 

 今日もまた、散歩の出鼻をくじかれました。

だが、今日はちょっと違う!

しばらく空を見上げていたが、西の空は少し明るい。

今は、

ポツリポツリと落ちているが、大したことはなかろうと、

ウオーキングシューズに履き替え、見切り発車で出発‼

『様(ざま)あ見ろ‼』・・・と誇らしげに出かけました。

 ・・・いったい誰に“見ろ”なのか、分からないまま???

 

 いつもの散歩道には、

これと言って変わったところはありませんでした。

それはそうだ! 前回から何日も経っていないじゃないか!

 それでも、梅雨の雨。

『五月雨を集めて早し最上川』ではないが、

幾分か水嵩(みずかさ)が増していました。

 

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 「やっぱり」とそう思いながら、

よっこらよっこら歩いて行くと、

夏の花「百日紅さるすべり)」の花が咲いていました。

 そろそろ『夏だ』と、気付かせてくれる花だ。

 

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 天空の水滴は、耐えられないほど膨らんだようで、

やはり、ポツ、ポツと落ち始めました。

 急ぎ足で自宅へ向かったが、そこはやつれた足、

少し時間が掛かりましたが、濡れぬうちに辿り着きました。

 

 ところで、・・・

 

 『人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)』

という諺(ことわざ)があります。

 人生における幸不幸は予測しがたい。

いつ、幸せが不幸に、不幸が幸せに転じるか分からない。

安易に喜んだり、悲しんだりするべきではない。

という譬え(たとえ)だと言われます。

 類義として

『禍福は糾える縄の如し

(かふくはあざなえるなわのごとし)』

『沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり

(しずむせあればうかぶせあり)』などがあるようです。

 

 これは、『馬が逃げ、駿馬を連れて戻り、

乗馬した息子が落馬して骨折し、

敵が攻めて来て、村の若者が戦死するが、

骨折した息子は、兵役を免れたため、戦死しなかった。』

という話からきているとのことです。

 

 ・・・ということは、川の水の増水は、

景色や趣が変わったり、川底がきれいになったり、

良いこともあるが、

集めて早せば・・・こりゃ大変な事になる。

人間万事塞翁が馬」にも似ている???

 

 そして、昔話に、

わらしべ長者』というのがあります。

観音様のお告げを、大切にした貧乏な若者が、

1本の藁(わら)の先にアブを結び付け、

それをミカンと換え、綺麗な反物と換え、

弱った馬と換え、立派な屋敷や財産を手に入れ、

やがて大金持ちになるという話です。

 世の中には色んな人がいるもので、

モノに対する価値観も千差万別なのです。

 誰かにとっていらないものは、誰かにとって必要なもの。

 だからこそ、どんなモノも大切にしなければいけない、

と気付かされるのではないでしょうか。

 

 ・・・ということは、

百日紅さるすべり)」の花は、

次に、誰に何を与えてくれるのだろう???

 この木、簡単に挿し木で増やせるんですよ!

花言葉は、「雄弁」「愛嬌」。夏は花も少ないですし、

赤、白、ピンク、一枝いただいて、増やしてみませんか?

 

 ・・・いかがですか?