癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

 1.【膵臓に癌が見つかりました‼】 

 

♡膵がんについての詳しいことについては、

国立がんセンターの『膵臓の手術について』」などのHPをご覧ください。

参考:ttps://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/hepatobiliary_and_pancreatic_surgery/050/3/20171102124845.html

  

 膵臓癌は大変、診付けにくいガンのようで、

診付かった時に手術が出来る確率は、とっても低いようです。

私はステージ2でした。

しかしながら、ドクターからは

「患部の摘出を出来るがどうかは、お腹を開いてみないと

分からない」・・・と、告げられました。

 

 ある日、貧血のようなめまいに襲われて座り込んでしまい、

胸も苦しかったので、

救急車を頼んで救急病院を受診しました。

主に心臓を中心に検査が進み、

とりあえず入院の必要はないということで、

その日は一旦、帰宅しました。

 

 ところが、後日、検査結果を聞きに行った時、

ドクターから「とりあえず心臓に問題はないが、

膵臓に癌のような影があるということで、

更にCT検査やMRI検査をしてもらいました。

その結果、膵臓癌だと確定しました。

・・・「やはり」という思いでした。

 

実は、他のホームドクターで超音波検査を受けた際、

膵臓に水疱があるが当面は心配ない」という

診断を受けていたのですが、

「もし水疱でなかったら」という幾許(いくばく)かの

心配をしていたからであります。

そうでないことを秘かに願っていたことが、

真逆に出てしまいました。

 (ただ、水疱と言われたのか、膵嚢胞(すいのうほう)と言われたのかは、今となっては、はっきりしないのですが・・・)

 

 「不幸中の幸い」というのか、「怪我の功名」というのか、

はたまた「青天の霹靂(へきれき)」と言ったらいいのか、

ほっとしたと同時に「まいった」という遣る瀬無さ(やるせなさ)で、一瞬、透明な虚無の世界に誘われ、

現世に戻るのに少しの時間が必要でした。

 

 そうはいっても「自分に出来ることは無し」で、

ドクターの力をお借りすることしか選択肢もなく、

腹をくくることにしました。

「先生、手術は出来ますか・・・」と。

 

♡ 後日、無意識のうちにPCに残していた文章を見付けました。

・・・次回掲載します。