癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

614【心の持ちようは、正にも負にも‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20211209191702j:plain ♡ 花を付け、チョッと、おしゃれをしてみましたが⁉・・・

 

 人に合えば、・・・「お寒うございます!」

たまに会えると、・・・「お元気でしたか?」

久しぶりに会えると、・・・「あっと驚く為五郎‼」(ちょっと古過ぎましたか?)

 

 分かる人には、お分かりになると思いますが、遠い昔のギャグです!

「巨泉×前武ゲバゲバ90分」というテレビ番組で、ハナ肇さんが演じました。

 懐かしくもあり、怪しくもあり、いとをかしくもあります。

 

 毎日の時間は確実に重なっていくのに、目の当たりに広がる景色や出来事は、

ちっとも変ったようには見えず、進歩も変化も何の片鱗も感じません。

 ところが、少しのスパン、あるいはしばらくの間という時空は、

何がしらの変化がみられ、その時間が長ければ長いほど見事に移り変わります。

 

 同心円の内側は自分。同心円の外側は久しぶりに会った愛孫たち。

自分はどんなにもがいても、ほんの少しのスピードしか出ないのに、

愛孫たちは遠慮なしで、奇声を発しながら、休むことなく自由奔放に駆け回る。

 

 それが若さなら、私にも若さをおくれ。・・・叶わないのなら、せめて錯覚でもいい。

身体の筋肉も関節もぎちぎちにさび付いて痛み、動きもままならない。

 心は心で、ふてぶてしいほど頑なに、岐路の前に座ったまま動こうとしない。

何か息苦しい様な、重圧に押しつぶされそうな、心細さだけがさ迷っている。

 

 ・・・そんな、どうしようもない魔物に、住み着かれたことはありませんか?