121.【戦わずして、・・・勝つ!】
♡ 苔を除く派? それとも増やして愛でる派?・・・どちらも正解‼
耳を澄ませば、小鳥が歌う声が聞こえる。
一番浮かび上がって聞こえるのは、鶯のさえずりだ。
「ウグイス嬢」などとも例えられるほどの美声だ。
初めは、ケキョ・ケキョ・ケキョとやっている。
これは、練習曲だ。つまりPrologue(序章)だ。
発声練習をし、その内、声を整えて歌い始める。
ホ~~~ホケッシュ!・・・失敗?
ホ~~~ケッキョ!・・・もう一息?
ホ~~~ホケッキョ!・・・お上手(拍手)
梅の花の咲く小枝を飛び回るウグイス。
ウグイス神楽の小枝で舞を舞うウグイス。
やっぱりウグイスは、春告鳥(はるつげどり)ですね。
色々な声が聞こえて、とても賑やかなんですけど、
突然、カア・カア・カア・と、無粋な声。
鳴くなとは言いませんが、やっぱり似付きません。
彼らは、お互い争わず、逃げ切ったことが、
相手より勝っていることの証という掟があるようだ。
集団の中に、遺物が侵入しようとした時。
それを排除しようとする力が、自然と働く。
そこには、戦うことと、引くことの戦法がある。
新型コロナウイルスとの戦い!
そこには、向かって行ったら必ず負ける。
ジッと我慢の戦わずの“逃げ”しかない!
戦わずして逃げたとて、卑怯ということではない。
逃げも立派な戦いで、逃げるが勝ち! 負けるが勝ち!
・・・昔からそう言われている。
卑下や謙遜のつもりはないが、“卑下も自慢のうち”。
そうも言われているし、“触らぬ神に祟りなし”とも言う。
悔しさも残るが、自慢になるなら、卑下も許されよう。