癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

121.【戦わずして、・・・勝つ!】

 

f:id:simojisannoomoi:20200511193327j:plain ♡ 苔を除く派? それとも増やして愛でる派?・・・どちらも正解‼

 

 耳を澄ませば、小鳥が歌う声が聞こえる。

一番浮かび上がって聞こえるのは、鶯のさえずりだ。

「ウグイス嬢」などとも例えられるほどの美声だ。

 

 初めは、ケキョ・ケキョ・ケキョとやっている。

これは、練習曲だ。つまりPrologue(序章)だ。

発声練習をし、その内、声を整えて歌い始める。

 

 ホ~~~ホケッシュ!・・・失敗?

ホ~~~ケッキョ!・・・もう一息?

ホ~~~ホケッキョ!・・・お上手(拍手)

 

 梅の花の咲く小枝を飛び回るウグイス。

ウグイス神楽の小枝で舞を舞うウグイス。

やっぱりウグイスは、春告鳥(はるつげどり)ですね。

 

 色々な声が聞こえて、とても賑やかなんですけど、

突然、カア・カア・カア・と、無粋な声。

鳴くなとは言いませんが、やっぱり似付きません。

 

 エチオピアの高原に住む“ゲラダヒヒ”。

彼らは、お互い争わず、逃げ切ったことが、

相手より勝っていることの証という掟があるようだ。

 

 集団の中に、遺物が侵入しようとした時。

それを排除しようとする力が、自然と働く。

そこには、戦うことと、引くことの戦法がある。

 

 新型コロナウイルスとの戦い!

そこには、向かって行ったら必ず負ける。

ジッと我慢の戦わずの“逃げ”しかない!

 

 戦わずして逃げたとて、卑怯ということではない。

逃げも立派な戦いで、逃げるが勝ち! 負けるが勝ち!

・・・昔からそう言われている。

 

 卑下や謙遜のつもりはないが、“卑下も自慢のうち”。

そうも言われているし、“触らぬ神に祟りなし”とも言う。

悔しさも残るが、自慢になるなら、卑下も許されよう。