癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

59.【馬は、春でも肥えますか?】

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♡ お馬さ~~~ん! なっ、何だよ~、ビックリしたなぁ~! もぉうっ‼

 

 いつもは、3日目位には落ち着く副作用。

今回は、少し分量が増した分だけ、長続きしていたが、

今は、午前中残っていたプルプルも、影を潜めつつある。

微妙な量が、一日を不本意にしている。

 

 『天高く馬肥ゆる秋』・・・

このことわざは、

中国の王朝、秦(しん)の滅亡後に建国された、

前漢(ぜんかん)時代(紀元前206年-8年)の

騎馬民族匈奴(きょうど)が、滅亡する前と後で、

意味も「戒め(いましめ)」から

「枕詞(まくらことば)」に変わったと聞く。

 今では、秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、

馬も肥えるような、収穫の季節でもあるという、

秋の快適な気候のことを、言うようだ。

 

 この意味をもう少し転じさせ、単純化すると、

秋は空が澄み渡って高く晴れ、馬は肥えてたくましくなる。

・・・という、良い事尽くめの秋となる。

 

 もやもやする思いを払しょくし、やせた体力を復活させ、

戦いの基盤を準備万端整えて、晴れがましく身構える。

 そういうシチュエーションを、秋まで待てるのか?

・・・そんな時間は無いはずだ。

というより、今がその時だ。今が必要な時だ。

 

 頭のモヤモヤを、吹き飛ばしたい。

やせた体力を回復させたい。

 ・・・それが、今の最大の課題であり、願望である。

 それを邪魔することは、誰にも出来ない。

それを奪うことは、誰にも出来ない。

 

 こうなってくると、何が何だか分からなくなってくる。

頭の中で、思いが、願いが、戦いが、

グルグルと回っている。

 が、しかし、Simojiよ、

そんなことをしている時間は、無いはずだ。

 

 落ち着け、心静めよ、冷静になれ、Simojiよ。

現実の自分を見出だし、

目の前の出来ることをしようではないか。

 

 日の出から日の入りまで、規則正しく、規則正しく、

欲を持たず、ただ、ただ、無心にすり抜け、

足腰の弱まるのを、運動を以って補い

気力の弱まるのを、食事を以って補い、

精神力が弱まるのを、睡眠を以って補い、

微か(かすか)な、僅か(わずか)な「生」を、

持続可能な「生」を、

大切に生き抜くことに、全力を捧げよう。

 

 きっと、その先には、

体感したことのない景色が、広がっている。

 

 『馬は、春でも肥える!』

 

 ・・・そういう想いに乾杯‼