■
319.【こんなご時勢、油断大敵‼】
♡ 間仕切りの優れもの。壁、のれん、つい立て、そして障子!
皆さんご存知の障子!
和室には良く似合い、
というより、当たり前のように存在する建具。
障子にも色々あって、
ごく一般的な荒組障子(あらぐみしょうじ)。
障子を 開け放たなくても、外の景色を見ることが出来る、
下半分に、ガラスがはめ込んである
雪見障子(ゆきみしょうじ)。
そして、猫が出入りできる穴が開けられている、
猫間障子(ねこましょうじ)、何てのもありますね。
いずれにしても、
陽差しを和らげたり、和の空間を演出するのに欠かせない、
味わいや癒しを演出する和室の定番。
障子には、通気機能や調湿機能があって、
寒さや湿気を見事に調整してくれます。
ほかにも、レールの上に乗っているサッシなどと違い、
敷居の上に直接に載っているので、
その分、外気をシャットアウトするので、暖かいんです。
そんなところも、
日本人気質に、合っているのかもしれません。
ところが、部屋の掃除をする際、
この障子の桟と言うのか、組子と言うのか、
この部分に埃が溜まって、なかなか掃除がしにくい。
「掃除をする時、障子に埃が溜まって大変なんだよね~」と、
愚痴った瞬間、帰ってきた言葉が、・・・
「溜めてやるから大変なんで、
毎日やれば、少しも苦にならない」という一言。
これは、私の義母の心情でした。
家の中は、綺麗に片付き、庭には雑草の一本も、
秋になっても、落ち葉一枚も見当たらないほど、
気持ちの良い光景が、いつもそこにありました。
物も、いやなことも、溜め込んでしまうと、
後々、取り返しがつきません。
コツコツと吐き出す(掃きだす)ことが必要です。
・・・こんなご時勢、
溜め込んだり、引き籠ったりしていませんか?
思い切って誰かに、同じことで苦しんでいる誰かに、
話してみるのも、大事なことです。
・・・これも、少しずつ、コツコツの「骨(こつ)」です‼