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252.【目で愛でる、美食の秋(健康編)】
♡ 夏も去り、魚影も消え、あぐね求めて上流へ、下流へ。
完熟梅のヘタを取り、焼酎で消毒して塩漬けを作り、
赤紫蘇の葉を摘んで、塩で押し揉みしてあく抜きし、
塩梅に赤紫蘇を加え、重しをして2週間。
紫蘇と梅を取り出して、3日間の天日干し。
紫蘇も梅もくっつかないように、まんべんなく干す。
これで美味しい梅干しの出来上がり。
さてさて、どうやって食しましょうかね。
何に添えましょうかねぇ。何を飾りましょうかねぇ。
・・・それは、一人一人のお好み任せ。
懐かしさもあり、かといって現代の逸品でもある。
ツボの中の梅干しは、地味でもあるが、
一旦、壺から舞い出れば、そこは華やかしい夢の世界。
味の世界、健康の世界、魅惑の世界で輝きぬ。
秋は、静かに、静かにやって来る。
『秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ おどろかねぬる』
・・・ちょっと気になり問答。
この「輝きぬ」と「おどろかねぬる」の「ぬ」は、
同じ意味ですか???
まあ、問答はさておき、秋はすぐそこ。
健康のために「天高く馬肥ゆる秋」ですから、
美食の秋を、品数で楽しみましょう‼