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４７８【散歩の、・・・副反応は⁉】

　♡ 琵琶の実の収穫時期は５～６月。・・・意外と早いんですね！

　「ちょっと散歩に行って来ます。」

　「具合でも悪いの？」・・・？？？

　・・・こんなちぐはぐの会話！　どうしたのかと言うと、

ここのところ、取り除いても取り除いても生えてくる雑草と格闘を続け、

同じことの繰り返しに、少しの飽きと疲れを感じ、

気分転換にと思い、散歩に出ることにしたのですが、

その心境というか、肉体的疲れを見破られたようです。

　毎日の草取りと言っても、広い庭を右往左往しているわけでもなく、

一回り取り除いたと思うと、初めに取った所にごっそりと新しい草たちが生えていると

いう始末で、ただただグルグルと終わりのない戦いを挑んでいるに過ぎないのです。

　具合が良くないから散歩に行く。・・・奇妙な行動に思えるかもしれませんが、

病院の待合室での会話に、「○○さんの姿が見えないねぇ。」と聞くと、

「ああ、あの人は体調が悪いらしいよ。」という漫談のような会話と同じで、

変ではありますが、道理には合っているのです。

　まあ、そんなわけで散歩に出かけてみました。

確かに心と肉体に多少の疲れを感じていたので、言われるとおりショートコースにしました。

　やっぱり歩くことや、澄んだ空気をいっぱいに吸い込むことは、

血の巡りも良くなり、『限りなく透明に近いブルー』といった感じで、

とっても気持ちが晴れ晴れし、しばしの回復に腹鼓を打ち鳴らしたくなる気分でした。

　気晴らしは成功したようで、

気が付くとショートコースの２周目を歩いていました。