癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

312.【現状維持なら、・・・休止‼】

 

f:id:simojisannoomoi:20201118194350j:plain f:id:simojisannoomoi:20201118194412j:plain ♡ 昨日の話題ではありますが、

 ・・・これも「取説」‼ 緊急搬送用。

 

 今日は先日の検査の結果を、聞きに行って来ました。

「どうですか、楽になりましたか?」・・・これが、

ドクターからの第一声でした。

 そのお顔を見た時、なんだか、少しほっとしました。

 

 「ハイ! とっても楽になりました」

「そうですか、それは良かった」

そんな会話が続き、「それで、・・・

 

 「相変わらず血管の周りの、モヤモヤはありますが、

他の内臓への転移もありませんし、

血液検査の結果も悪くはありませんので、

抗癌剤は少し休んで、様子を見ましょう」

 「今後は、月に1回程度の検査をして、

その結果により、どうするか見極めていきましょう」

 ・・・それが、今日に結果でありました。

 

 心配は、“とっても心配”として続きますが、

それでも、1段階、通り過ぎました。一呼吸できます。

 あとは、運を天に・・・そういう結果になり、

とっても満足し、大変な喜びに浸かった一日でありますし、

今後は、坊主頭の髪の毛が、

少しでも元に近づくことに、期待したいと思います。

 

 ところで、昨日、取説のお話しをしましたが、

病院というところは、自然とそんな世界に浸るのでしょうか。

 もう一つの取説を思い出しました。

それは、「救急医療情報キット」と言われる、

ある意味の情報公開です。

 

 これは、

情報シートと保険証や診察券のコピーをセットにし、

冷蔵庫に入れておき、

玄関にそれがある旨のシールを貼っておき、

救急隊員の方々に、医療情報を提示するためのものです。

 当然、情報シートには、

掛かり付けの医療機関、過去や治療中の病気、

服用薬、緊急連絡先など、

救急搬送をお願いするときに、

必要となる内容を記入しておきます。

 

 この制度は、明治学院大学の岡本多喜子教授が、

米国オレゴン州ポートランド市で、実施されていた

「救急医療情報キット」システムを参考に、

港区と東京消防庁に本システムを提案され、

2008年20年5月より港区役所で実施されて、

全国に広まったようです。

 取説って色々あるんですね。それぞれが大切なものです‼

 

 我が家にも、母の分が用意されています。

・・・でも本当に必要なのは、私自身のキットですかね。