204.【相変わらずと普通に、バンザイ!】
♡ 日常は、相変わらずと、普通が一番いい‼
「特別」とは、程度が際立っているさま。
そこには基準があります。それは「普通」ということです。
普通より劣っているからといって、
悪いことではありませんが、
「比較して」ということであれば、
それは「普通」との比較ということになります。
「それは特別なこと」と言っても、
良いことか悪いことかは分かりません。
だから、ハッキリさせるためには、
はっきりと説明する必要があります。
だが、はっきりと説明したところで、良し悪しは、
「基準」の設定の仕方、
あるいは置き場所によって、どうにでも変わって来ます。
こういう事は、ファジーな世界の出来事であって、
物事の一つ一つに対して、
繊細なファジー感を、働かせなければならないという、
繊細な問題であって、一筋縄ではいきません。
ファジーな駆け引きの問題であります。
人間の脳細胞は、優秀であって、
このようなファジー算をいとも、簡単に演算します。
あの、世界一という偉業を、
やってのけたスパコンの「富岳」でさえ、
太刀打ち出来るものではありません。
そこが人細胞の「特別」なところです。
TVコマーシャルでおなじみの、
「やっちゃう」という言葉を検索すると、
ほとんどの辞書はエラーとなりますが、
Weblio類語辞書に、
『あまり好ましくないことなどが、完了するさま』
とありました。
良く分からない回答ですが、
人の脳細胞は、これを聞き分けます。
それも、同じ「やっちゃう」という言葉を、
質問と回答に区別して理解します。
「やっちゃう」の語尾の抑揚を上げる。
すると「やっちゃう?」という疑問形に、
そして、抑揚を下げる。
すると「やっちゃう!」という回答形に判断します。
何という特別な能力なのでしょうか。
・・・いや、でもこれは、普通のことです!
名前による男女の別、例えば「み」が付く名前。
「まさみ」「はるみ」「ひろみ」「かずみ」。
女性と呼ばれる人には、語尾を上げる。
男性と呼ばれる人には語尾を下げる。
MrもMrsも付けなくとも、どちらかの性を言い分けられます。
これはすごい能力です。
・・・いや、でもこれは、普通のことだ。
こんなに素晴らしい能力を持った、
身に付けた生物が、地球にはいるのです。
そんな素晴らしい能力を持った生物は、
他の星には、銀河系には、
そして、宇宙にはいるのでしょうか?
・・・いや、きっといる。兄弟がきっといる‼
・・・「普通」に、バンザイ‼
・・・「普通」って、素晴らしい‼