136.【時は流れど、本気は変わらず‼】
♡ 栗の花が咲きました。
ブルーベリーの実が生りました。・・・そしてゴロゲの実が熟しました。
欄干の上でヒラリヒラリと蝶が舞うごとく八艘跳びで、
ことごとく物の見事に交わし除けた幼名牛若丸こと源義経。
猫だましや八艘跳びなどを使い、
相手の懐に飛び込んだり背後にスルリと回るなど、
見事に相手の意表を突き、内無双や逆取ったり、
あるいは、三所責めなど数々の珍しい決まり手を
器用にこなし、
自分よりガサのいい関取を薙ぎ倒す。
技能賞を五回も受賞し三十三種という
多彩の決め技を披露してくれ、
平成のプリンス、舞の海関。
ひたすら動いて、横から崩すのが特徴で、
師匠からも「絶対に止まってはダメだ」と
指導されているという。
小兵力士ながら圧力を掛け、相撲は前に出る正攻法である。
99㎏の体重でありながら、
155㎏の相手の右足をつかんで持ち上げ、
宙に浮かせ、一気に土俵外に追いやるなど、
技能賞を受賞するほどの、
「ひねり王子」との愛称で呼ばれるように、
捻りが得意手な令和のプリンスこと、炎鵬関
三者とも「小よく大を制す」を
文字通り実践した人気者である。
私は三角ベースの出身だから、野球にあまり興味はない。
もっぱら、大きいボールを相手にしていた。
バスケットボールやバレーボールの方が好きだ。
NBAウィザーズの八村塁選手は、
リバウンドショットも得意技の一つだ。
だが、我々のチームメイトは、
他のチームと比べ、身長があまり大きくなかった。
この競技では、ある意味、致命的だ。
そこでキャプテンが言ったのは、
相手チームの選手がリバウンドを取って、
ボールを下げた瞬間を狙い、
奪い返せというものだった。
この瞬間芸は、結構、効果もあり、功を奏した。
ちょっとせこさも垣間見えるが、そこは勝負の世界だ。
負ければそこで終わるが、勝てば先がある。
先があれば次に繋がる。繋がれば希望も膨らむ。
そうすれば、成就できようというものだ。
「こと」「もの」への立ち向かい方は色々あるが、
“とこまで本気なのか”に、掛かっているように思う。