癌と付き合う Simojiさん(折々の想い)

お役に立つかどうかは分かりませんが、折々の想いを

42.【抗がん剤の点滴、第3回目】

 

f:id:simojisannoomoi:20200221111031j:plain f:id:simojisannoomoi:20200221111305j:plain ♡ 病院のロビーに飾られていました。

 

 行って来ましたよ~!

3回目の抗がん剤投与。

 しかし、残念ながら、またもや白血球の数値が低く、

といっても、今回はぎりぎりのため、

ゲムシタビンのみの投与ということになりました。

 

 まあ、片方だけでも投与できて良かった。

それが、本音であります。

 副作用を考えると、投与しない方が楽なのですが、

そうも言っていられず、

出来なければ出来ないほど、不安は広がり、

心配は膨らみます。

 ・・・困ったことです。

 

 ああ、それから、1回目より2回目の方が、

副作用も少なく、

体も心も楽だったことについてのお答えは、

やはり、薬は同じですが、2回目の方が、

投与量が、少し、少なかったことによるもので

あるようです。

 ・・・で、今回は、半減してしまったことになります。

 

 ・・・ガクッ!

 

 心を和ませてくれたのが、

ロビーに飾られたひな人形の段飾りです。

もう、そんな時期になるんですね~。

前を通る方々が、足を止めて、

「綺麗だね~!」「懐かしいね~‼」と

足を止めて見入っていました。・・・私もその一人でした。

 スタッフの皆さん、

ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

 

 ところで、ひな人形の段飾りの、

「お雛(おびな)」と「め雛(めびな)」の座わる位置が、

京都と関東とでは、逆だということを、ご存知ですか?

 

 人形店などのHPを観たり、

大妻女子大学の是澤博昭(これさわ ひろあき)

准教授のお話しによると、

日本古来から、左は右より格が高いとされていたため、

京都では、その考えから、お雛が左、

言い換えれば、向かって右側に座ることになった。

 

 そして、関東では、昭和天皇が即位されたとき、

ヨーロッパ文化の影響を受けて、

天皇が向かって左側、皇后が向かって右側と、

それまでの反対側に立たれたため、

お雛も、その位置に習い、

向かって左側に座ることになったと

言われているようです。

 いわゆる“レディーファースト”の先駆けです。

 ・・・ということから、

今は、全国的にもこのスタイルが、

主流となったと言われているようです。

 

 先駆けは、大正天皇という説もあるようですが、

打ち消す資料もあるようです。

 

 また、雛の呼び名の間違いもあるようです。

それは、「お内裏様(おだいり様)」と、

「お雛様(おひなさま)」という呼び方です。

 ひな壇の最上段に座っている、

「おびな」を「お内裏様」、

「めびな」を「お雛様」と思っていますよね。

 

 しかし、これはちょっとした間違い。

いや、大きな間違いのようです。

 最上段のお雛と、め雛のお二人のことを、お内裏様と言い、

最上段のお二人を含む、ひな壇全員を

お雛様と言うようです。

 

 この間違いは「うれしいひなまつり」の

作詞者である、

サトウハチロウさんが、間違えたのが

始まりではないかと言われていなす。

 「お内裏」とは「宮殿」を指すことから、

宮殿におわすお二人は、

お殿様とお姫様であり、

お内裏様とお雛様とは、言わないというわけです。

 

 サトウハチロウさんも、このことに気が付いたようですが、

気が付いた時には、既に、この歌が有名になっていて、

この言葉が、一人歩きをしてしまっていたようです。

 この話は、・・・

サトウハチロウさんの、息子さんの四郎さんも

認めているようです。

 

 あっちゃ~~~! 😵

 

 そう言えば、危険なエスカレーターの追い越し、

止めるようにとのアナウンスが、やっと流れ始めましたね。

私が通院する病院のエスカレーターは、

両手で手すりに摑まりやすくするため、

ということもあるのでしょうが、

追い越しが出来ない、

少し幅の狭いものが、取り付けられています。

 

 ・・・パーフェクト 👏 🙇